小型の風力発電は、大型の風力発電とは違うんです。何が違うのかと言いますと、羽のスピードが全然違うんです。
例えば、半径1mの小型風車の場合、毎秒1回転したら、羽の先端は秒速6.28m位です。半径10mの大型風車なら、秒速62.8m位。同じ回転速度でも、10倍のスピードになります。
10倍くらい、良いじゃん・・・。
と、思われるかも知れませんが、時速にすると、半径1mの小型風車が22.6km/h、半径10mの大型風車が226km/hとなり、えらい違いです。車で走ることを考えると、時速20キロと時速200キロでは、空気抵抗が同じ訳が無いですし、空気のまとわりつき方も全然違います。
つまり、「大型の風車を小さくして、小型の風車が出来ました」というは、ダメなんです。小型風車の羽の形は、低速用の翼型にしないとダメなんです。大型風車用の高速の翼型を小さくして「はい、出来ました」じゃダメなんです。
じゃあ、低速用の翼型って、どんなの?
計算したことが無いので、正直分かりませんが、ウィンドサーフィンなんかは、小さい羽(帆)でも人を動かせるので、結構、効率が良さそうですね。
つまり、ウィンドサーフィンと同じ位のスピードで羽を回転させ、ウィンドサーフィンの水の抵抗と同じくらいの負荷を、発電機でかければ、ウィンドサーフィンと同じ位に効率の良い発電が出来るはずです。
まあ、ヨットなんかは、人類が何百年も考えた末の形状ですから、効率が悪いわけがないですよね。
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