2016年6月17日金曜日

串本町の太陽光発電用地(留意点)

現在、串本町の太陽光発電用地を売りに出していますが、安売りで有名なエコスタイルさんが魅力的なプランを提供していますので、興味のある方も多いと思います。

一応、串本町ソーラーの購入希望者が、このブログを見付けて留意点を理解してくれることを期待して、このブログを書いています。

留意点です。串本町のソーラー用地は、白地の第2種農地です。この種の農地は転用可能ですが、それ程簡単では無いです。農地法や地元事情に詳しい行政書士を雇う必要があります。

まず、重要なのが住所です。第2種農地を転用する場合、「申請対象農地以外の農地で転用目的を達成できない」と認められる必要があります。何か良く分からない文章ですが、私の近所のローカルルールでは、「当該市町村、もしくは近隣市町村に住んでいる人ならOKです」という事になります。つまり、遠くに住んでいる人は、串本町か、その近所に住民票を移す必要があります。たぶん、通作距離の名残でしょう。

以前、私も、隣の県にある農地を購入しようとしたことがあるのですが、場所が近隣市町村で無かったため、そこへ住民票を移そうかと考えました。しかし、その農地は190万円。190万円の為に、アパートを借りて住んでいるフリをするなんて馬鹿らしいと考え、結局は諦めました。串本町の農地の場合、土地が安い割にはソーラー設備が高いので、アパートを借りる価値はあると思います。

次の問題は、近隣農家の同意書です。私の近所では「同意書不要」ですが、串本町は必須です。
これも、ローカルルールです。「農家の皆さんなら、喜んでハンコを押してくれますよ」なんて楽観論は、私は書きません。実際、反対しそうな人が一人・・・。

そのオバサンが言うには、「あんたの土地に盛土なんてやったら、水の流れが変わって、私の畑が水浸しになるでしょ!」という事です。一理あります。串本の農地は元々田んぼなので、側溝の農業用水が入りやすい構造になっています。その農地に目一杯の盛土なんてやったら、ダムみたいになって、決壊したときの損害は計り知れないです。

私の考えている打開案は、「盛土を分割して、何カ所か水の流れる用水路を作る」です。どうせ、パネルの間は結構空いていますし、盛土の立米を減らす意味でも有効な手立てだと思います。

勿論、転用する際には、取水排水設備が判断基準として重要視されるので、そういった観点でも用水路は必要と思われます。まあ、近所のコメリで側溝のコンクリートを買って置くだけで十分ですが・・・。

あとは、接道です。公道から5メートル位入った私道(と思われる道路)に接道しています。まあ、私道でも、「通るな」とは言われないと思いますが、「通行料を払え」とは言われるかも知れません。同意書を貰う際に交渉して下さい。

まあ、安かろう悪かろうです。でも、本州最南端なので、日差しは強力。太陽光発電には向いています。あの辺で、磯釣りとかやる方にとっては持って来いでしょう。転用すれば、キャンピングカーとかも置けますし・・・。



補足:

私も知らなかったのですが、串本町では、 昨年度まで、和歌山県の諮問会議を経ないと農地転用の許可が出なかったみたいです。今年度からは、農業委員会の判断で農地転用の許可が出せるようになり、審議期間が短縮されたみたいです。良かったですね。でも、農地転用は、お早めに。

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